海外転勤諸手続き抗体検査など、犬も飛行機国際線でアメリカへ海外引越追記

前回に引き続きアメリカ本土へ犬を輸出する際に必要な手続きご紹介いたします。

前回はあくまでもアメリカ本土入国するのみの手続きでしたがこちらは数年後、日本に戻ってくることも踏まえて前もっての検査をプラスした記事になります。

すべて流れは一緒ですが検査項目が増えマイクロチップ挿入が必須となってきます。

日本に戻ってくる手続きのほうが正直大変です。

行くだけなら狂犬病予防と動物検疫の書類だけで済みましたが日本は本当に厳しいです。

書類漏れで犬だけが入国できず到着した空港で数か月足止めを食らうというそしてアメリカ大使館へ泣きの電話が入ることもあるそうです。

我が家は今回の出国プラス前もって日本に戻る際の手続きも進めました。

英語で獣医さんが話すことが理解できるかも不安だったし帰国する日も決まっていないから予定より早まっても大丈夫なようにしときたかったためです。いざ日本に帰国→犬の検査受けていない→時間がかかるとなると困りますよね。やれるとこまでやっていったほうが安心かと。

①マイクロチップ

びっくりするくらい一瞬で終わりました。今はISO規格というもので15桁の番号がもらえます。

人でいう指紋認証的な役割なのかな!?

これは日本に戻ってくるときの必須条件です。

②狂犬病予防接種を受け抗体検査

狂犬病予防接種をうけてから採血をします。(狂犬病予防の回数やマイクロチップを入れるタイミング、採血するタイミングなど下記HP記載あるのでご確認ください)

☆採血したのち獣医さんから血清を手渡されます。(かかりつけの獣医さんでは数時間後にはいただけました)

☆書類もいります。下記HP内に狂犬病抗体検査証明書(兼申請書)和文、狂犬病抗体検査証明書(兼申請書)英文ダウンロードできるので獣医さんに記入してもらいます。

☆これらを検査機関に送るのですが検査費用が13000円かかります。先払いになるので振り込んだ振込用紙(振込明細書)のコピーも添えて送ります。

※大体ですが参考程度に、マイクロチップ、採血、狂犬病予防接種、クール宅急便など合わせて10000円前後くらいかと

血清と自分で書き加えた書類、振込明細コピーを神奈川県にある生物科学安全研究所にクール宅急便で必ず送らなければなりません。

※送り状に血清と書いたら断られることがあるようなのでペット用品と書くのがいいかもといわれました

生物科学安全研究所のHPはこちら↓

www.riasbt.or.jp/ja/

送るのはその日でなくていいのですが家で保管する場合も必ず冷蔵庫になります。数か月は持つみたいです。

抗体検査をし、結果は抗体価の数値で判断します。0.5IU/ml以上で日本に戻ってくるのに支障はありません。

だいたい宅急便を出し10日ほどで結果の封書届きました。

これでいざ帰国になってもすべてがそろっているわけではないのですがまずは抗体検査は2年有効になります。

前のブログにも載せていたこの書類。

マイクロチップ、抗体検査をしており結果も出ていたら記入欄あるので合わせてかいておいてください。そして出国前の動物検疫所に行く際も抗体検査の証明書等原本も必ずいります。

少し手間と費用が掛かりますが意思疎通の取れる日本で確実な手段を取りたい方は前もってしておくべきかな。

アメリカに行ってからも日本に戻る際獣医さんからこれでいいよと言われた書類、日本の求める条件より項目が少ないみたいなので足止めを食らうという事態。日本の農林水産省動物検疫所のHPと生物科学安全研究所のHPをみて確認をするべきだとアメリカ大使館の方に勧められました!!

これで飼い主がしてあげれる輸出準備はすべてです。不安がたくさんありますが一通りのことは順調よくできたと思います。

あとは出発を待つのみです。。。

追々のブログでここはこうだったとか入国でこうでしたなど犬の様子合わせて発信できたらなと思います🐶

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